ZUTTOのブログ

姿勢を正して

しばらくごぶさたしてしまいました。ZUTTOの春山です。

最近めっきり寒くなりましたね。
風が冷たくすぎて、マフラーをさらに首元でぎゅっとわしづかみにして歩いています。
風が入ってこないようにしているつもりです。
寒くなると前かがみになって、しゃかしゃかと格好の悪い早足になってしまいます。


私の地元の駅に、ビッグイシューの販売員の方がいらっしゃいます。
ビッグイシューとはホームレスの方に仕事を提供し、
自立を支援するためにロンドンで創刊された雑誌です。
300円の販売価格のうち、160円分が販売員の方の収入になります。
全国いろいろな駅の近くで販売されているので、見かけたことがあるという方も多いかもしれません。

販売員の方には本当にいろいろな方がいらっしゃって、販売方法も様々です。
傘をパラソルのようにして雑誌を掲げる方、声を出して呼びかけをなさる方。
そして、私の馴染みの駅の販売員のおじさんは
手をぴっと上げて雑誌を持ち、穏やかな顔で真っ直ぐに立って販売されています。
大きな声を出すのでもなく、動き回るのでもなく、ただじっと立っていらっしゃるのです。

駅前の販売員さんに初めて声を掛けたのは、2年とちょこっと前で、
私はその頃、駅前のコーヒー屋さんで働いていました。
道行く人にコーヒーの試飲をオススメしていた時に、
その販売員さんが寒い中、微動だにせず、すっと手を上げて立ち続けているのをお見かけしたのです。

ぬるくなりかけていたコーヒーでしたが、寒さしのぎになればと思ってお渡ししたのが、
お話しするようになったきっかけです。
というといい話すぎますが、純粋にその立ち姿に惚れてしまったのかもしれません。
本当にきれいだったもので。

大雨の日でなければおじさんは毎日のように立ち続けています。
朝は通勤する人たちが駅前に集う前から、夜は日が落ちてあたりが見えなくなるまで。
私はほぼ毎日のように仕事先のコーヒー屋さんに足を運んでいましたが、
姿勢をだらしなく崩した様子は一度も見かけたことがありません。
背筋を正し、手を上げ続けることは、本当はとても疲れることだと思うのにです。

最近は夜遅くに帰ることが多く、休日でないとお見かけすることはなくなってしまいましたが、
やっぱりおじさんは、相変わらず手を真上に上げて、姿勢を正して立っていらっしゃいます。

寒くなってきて、つい背筋がぐぐっと前かがみになってしまいがちですが、
おじさんを見ると、もっとしゃきっとしなくちゃという気持ちになれるのです。
私にとって、おじさんは姿勢の先生です。


ちなみにですが、ビッグイシューは内容もかなり面白く充実しているので、
読んだことがないという方は、最寄の駅の販売員さんに声を掛けてみて下さいね。


■ビッグイシュー日本■
http://www.bigissue.jp/index.html

投稿者: 春山 日時: 2007年11月19日 20:50 | | Trackbacks (0)

お気に入りのバッグでお買い物を

エコバッグ。
実際どのくらいの方が使っていらっしゃるのでしょう?

私の場合、スーパーマーケットにお買い物に行く時は、
「絶対に買い物をする」と分かっているので持って行きますが、
普段、お散歩がてらお買い物をする時にはエコバッグを持ち歩いていません。
たいてい大きなバッグを肩掛けにしているので、袋をお断りするようにしています。できるだけですが。

そもそも「エコバッグ」という言葉には、私はちょこっと違和感を感じます。
結果的に袋をもらわないことでエコロジーになりますが、
環境問題以前に使い勝手の良さや、楽しさ、かわいらしさがあって、
いつもカバンやポケットの中に忍ばせてある、そんなバッグだったらいいのになと思うのです。
もちろん地球のことを考えて、というのは素敵なことなのですが、
味気ない白いレジ袋を提げて街を歩くのではなく、
どうせならお気に入りのマイバッグを持ち歩くという気持ちでいられたら、
それはきっともっと素敵なことだと思うのです。


先日、近所のスーパーマーケットで買い物をしたときに、
レジで前に並んでいた男性がポケットから風呂敷を取り出し、レジ袋を断っていました。
その様子がとても自然で、こういった光景が思わず目がいってしまう珍しいものでなくなり、
当たり前のようにみんながマイバッグや風呂敷をさっと取り出せるようになったらいいのにと思いました。

身近で、日々の習慣であることを地球と自分に優しくなるように見直してみると、
案外それが結果として立派なエコロジー活動になっていたりします。

まずは自分も楽しくなれるマイバッグの持参から、私も挑戦してみようと決心です。
ZUTTOでもマイバッグの取り扱いを増やしていけたらなと思っています。


ちなみに主婦の方に「どんなエコバッグが好みですか?」と聞いたアンケートでは、
「たためてコンパクトになるタイプ」や「水に強いもの」といった意見が寄せられたそうです。

さすが毎日お買い物をされる主婦の方々。
毎日使うものとして、マイバッグが考えられているからこそのご意見です。

投稿者: 春山 日時: 2007年11月07日 20:37 | | comment (4) | Trackbacks (0)

【Earth News】お茶がおいしい季節です

立冬を間近に控えて、空気も冬らしく澄んできたように思います。
この季節になると、緑茶とみかんが恋しくなるのですが、みなさまはいかがですか?


「お~いお茶」で有名な「伊藤園」(東京都渋谷区)は、このたび、
紙容器メーカーの「ザ・パック」(大阪市)と共同で、茶殻から紙袋を作る技術を開発したそうです。
緑茶飲料を製造する過程で出る茶殻を、石油資源を使うことなく乾燥させて紙袋原料にするとのこと。
伊藤園では、これが資源の有効活用になると踏んでいます。
この紙袋、縦22センチ、幅27センチ、奥行き11センチの大きさで、
伊藤園のお茶飲料500ml入りペットボトル1/2本分に使用される茶殻が配合されています。

せっかく紙資源を作れようになったのならば、紙パック飲料のパックに使えばいいのにと思うのですが、
なかなか技術的に難しいのかもしれませんね。

今後、どのように活用されていくのかに期待です。

投稿者: 春山 日時: 2007年11月05日 13:01 | | Trackbacks (0)

【Earth News】地球温暖化を喜ぶ島

地球温暖化も悪くない。
と、地球が暖かくなることを歓迎している島があります。

北極海と北大西洋の狭間にある世界最大の島、グリーンランドです。
グリーンランドは島の大部分が北極圏に含まれ、
全島の約80%以上が氷床と万年雪に覆われています。
人が住めるのは海岸部のみで、漁業とその加工業が主要産業。

そんなグリーンランドでは、温暖化により海水の温度が上昇したことで、漁業が大好況なのだそうです。
名産のカラスガレイの漁獲量が増え、20年前に姿を消したタラも姿を現すようになったとのこと。

また島の南部では、草の生えている期間が5年前と比べて6~8週間延び、
羊を育てるには好条件になりました。
そしてジャガイモの生産量も増加し、「グリーンランド産ポテト」が
スーパーマーケットで見られるようになったとか。
漁業ばかりに頼らずとも、他の産業も発展してきているようです。

氷が溶けたことによる恩恵は、漁業や農業だけでなく、
島民への電力供給にももたらされています。
川や湖の水量が増えたおかげで、水力発電所の建設計画も現実的になり、
これが実現すれば、今よりも安価で電力を提供できるようになるのだそうです。


現在、グリーンランドはデンマーク領で自治政府が統治しています。
温暖化による経済発展が軌道に乗れば、経済的な自立の目処も立ち、
独立へも一歩近づくのではといわれています。 


けれども、地球全体としてみれば相変わらず地球温暖化は大きな問題です。
もしグリーンランドの氷床が全て融けてしまうと、
現在よりも7cmくらい海面が上昇するという計算もあります。
国連環境計画(UNEP)はこの夏に出した報告書で、
グリーンランドと南極の氷の状態に大きな懸念を示しました。
けれども当のグリーンランドにとっては悪いことではなく、
今のところ恩恵を受けているなんて皮肉な話です。

投稿者: 春山 日時: 2007年11月02日 11:21 | | Trackbacks (0)

 
 
 
"2007年11月"の記事
Categories
Monthly Archives
Search this site