ZUTTOのブログ

ハチミツとミツバチのお話

こんばんは。いまだに鼻がむずむずしている春山です。
だるさはないので風邪ではないと思うのですが…気温変動に身体が付いていっていない感じです。
みなさんもむずむずにはお気をつけ下さいね。

このところハチミツを常備するようにしているので、
家に帰ったら、ハチミツを使ってあたたかい飲み物でも作ろうかと思案中です。


もともとハチミツは好きで、ヨーグルトに入れたり、パンに塗ったりして食べてはいたのですが、
神楽坂ピービーズさんに取材に行ってから、更に好きになってしまいました。

ハチミツ屋さんってすごく魅力的なところです。
リンゴの蜜のような淡い色から、焦がしたカラメルのような深い色まで、
ほんとうにいろいろなハチミツがあって、見ているだけでも幸せになれます。
もちろん、味見を勧めてくださったら、もっと幸せになれます。


ところがです。
昨年くらいからアメリカを中心に、ミツバチが大量失踪する事件が起きています。
つい先日も、ミツバチを取り巻く異常な現状を扱ったテレビ番組が放送されていたので、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

殺虫剤を初めとする農薬や、異常気象などの要因が組み合わさったことにより、
「IAPVというウイルスが猛威をふるって、ミツバチに麻痺症状を引き起こす」という説や
「免疫機構が弱体化してしまった」という説、「過酷な受粉業務によるストレスである」という説など
諸説が示されていますが、いまだ真相は解明されていないとのこと。
ウイルス説を例にとると、感染したミツバチたちは、仲間に危害が及ばぬよう、
こっそりとどこかへいなくなってしまうがために、大量失踪が起きているとの見方もあります。

ミツバチがいなくなるとどうなるのでしょう。
ハチミツが採れなくなるのはもちろんですが、それ以上に深刻なのは、
ミツバチによる受粉によって作られていた自然に生息する植物や、人間が作る農作物が育たなくなり、
生き物が口にする食糧がなくなってしまうことです。

アメリカでは農務省や研究機関が原因究明に動き出していますが、
このミツバチの大量失踪、実は日本でも観察され始めています。
ミツバチたちを苦しめているものが何であるのか、早く人間が気付かなくてはなりません。


こういう話を聞くと、人間はが地球上で生きていくということには、
人間だけでなく、もっと多くの命が関わっているのだと、再認識させられます。


今日、ある方に「五観の偈(ごかんのげ)」という言葉を教えてもらいました。
禅の修行僧たちは、食事を受ける際に反省と感謝の意を唱えるのだそうです。
今、目の前にある食事がどういった縁でここにあるのか、
そして自分が成したのはどれほどのことなのかを考え、
生をつなぐための薬として、この食事を頂かせてもらうという気持ちになる…
そんなお話だったような気がします。

私も今日家に帰ったら、スプーン一匙のハチミツを作るために、
ミツバチたちがどれほど飛び廻ったかを考えてみようと思いました。

投稿者: 春山 日時: 2007年10月10日 19:44 | | Trackbacks (0)

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